Webアプリの公開環境として利用されることを想定している(と思われる)fluxflexですが、一般的なレンタルサーバーと同じ視点で比べるとどう違うのか?
fluxflex有料版プランと、似たような価格帯(月に100円前後)の格安レンタルサーバーとを比較してみました。
※$1=80で計算

fluxflex

(standard)

さくらの
レンタル
サーバ

(ライト)

ロリポップ!
レンタル
サーバー

(コロリポプラン)

初期費用 0 1,000 1,575
価格(/月) 80($1) 125 105
2年利用時費用 1,920($24) 4,000 4,095
プロジェクト数 15*1 - -
トラフィック(件数/日) 50,000
プロセスタイム(/日) 5GB*1
転送量In(/日) 1GB
転送量Out(/日) 1GB 1GB?*2
ディスク容量 1GB(x15)*3 1GB 2GB
MySQL ○(1×15個)*3 × ×
MySQL容量 100MB/DB × ×
メールアドレス なし 無制限 ~10
独自ドメイン
シェルログイン × × ×
共有SSL × ×
FTP ×
Perl
(5.10.1)

(5.8.x)

(5.8.8)
Ruby
(1.8.x)

(1.8.x)

(1.8.7)
Python
(2.7.1)

(2.6.x)

(2.5.2)
PHP
(5.3.5)
×
(5.3.5/
5.2.17)
sendmail
CRON × *4


FileQ
ホスティング
NSF
レンタル
サーバー

(エントリー)

NEXT SPACE

(Personal Web 500)

StarDomain

(Star Server Plus)

初期費用 0 1,600 500 0
価格(/月) 99 100 167*5 77*6
2年利用時費用 2,376 4,000 4,500 1,840
プロジェクト数 - - - -
トラフィック(件数/日)
プロセスタイム(/日)
転送量In(/日)
転送量Out(/日) 10GB? 3.3GB
ディスク容量 1GB 2.5GB 0.5GB 3GB
MySQL ○(1個) × ○(1個)
MySQL容量 × 50MB
メールアドレス 無制限 なし なし
独自ドメイン
シェルログイン *7 ×
共有SSL ×
FTP
Perl
(5.8.8)

(5.8.x)
×
Ruby
(1.8.5)
×
Python
(2.4)
×
PHP
(5)

(5)

(5.x.x)

(5.3.3)
sendmail
CRON ×

-:無関係
?:不明
○:利用可
△:条件付で利用可
×:利用不可

*1:ログイン前でも見られる価格表ログイン後に見られる価格表で表記が異なるが、ここではログイン後の表を採用
*2:禁止事項より
*3:各プロジェクトごとにディスクスペース1GBだったらDB1つだったり×15プロジェクト
*4:1件のみ/10分間隔
*5:年間契約(2,000/年)
*6:ドメイン契約必須/.netドメインの標準価格(920/年)で計算
*7:FAQによると、JavaアプレットによるSSHログインが可能

価格

月額で見ると各サービスにあまり違いはないように見えますが、初期費用を含めた2年利用時の金額はそこそこ違ってきます。
4,000円前後のもの(さくら、ロリポ、NSF、NEXT SPACE)と2,000円前後のもの(fluxflex、FileQ、StarDomain)に分かれます。
中でもStarDomainのStar Server Plusの安さが目立ちますね。
ドメイン契約が必須ですが、言い換えればドメイン契約費用だけで運用できるということです。
すでにドメインを所有しているのであれば移管費用が発生してしまいますが、ドメイン含めて新規のサービスをPHPで立ち上げる予定であれば、充分に魅力的かもしれません。

通信量等による制限

転送量制限を明記していないサービスが目立ちますので、fluxflexの制限(トラフィック数、プロセスタイム、転送量)がどの程度のものなのか比較ができません。
まあ小規模サイトなら問題にならないでしょうが…。

容量

1GB×15プロジェクト=15GB、と考えるとfluxflexが圧倒的です。それ以外は0.5~3GBとなっています。

機能

Perl、Ruby、Python、PHPあたりはだいたいどこでもサポートされていますね。
さくらライトがPHP利用不可、StarDomainのStar Server PlusがPHPのみ利用可、です。
そしてなんといってもFTPが使えないというのがfluxflexの大きな特徴?でしょうか。
gitに慣れていない場合、最初はいろいろ大変かもしれません。
あとはメールアドレスの有無に違いがあるので、メールアドレスが必要な場合はご注意を。

その他

fluxflexはサービス開始から間もないせいかAWSのせいか、ちょっと不安定なところがあります。
この記事を書いている最中にも、なんだかよくわからないエラーが出てアクセスできなくなってしまいました。
fluxflexのRecent Activitiesには「Deployment failed.」が2行でていたんですが、その時間にデプロイをした覚えはありません。
なので、fluxflex側で障害が起こりそれを復旧するために自動的に行われたデプロイかな?と思っています。
まあそれに失敗(failed)しているのはいかがなものかとも思いますが…。
しかもそのせいで自作テーマ消えちゃったし(泣

まとめ

Perl、Ruby、Python、PHPあたりが動けばそれでよい、というだけであれば、fluxflexの魅力はさほど大きくないかもしれません。
プロジェクトという形で複数の環境が持てる、というのが他に無い点ですから、たくさんのWebアプリを公開したいとかテスト環境と本番環境の両方をWeb上に用意しておきたいとか、そういった用途には合うでしょう。
HaskellとかNode.jsなんかを安く使いたいのであればfluxflex一択かな?

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