Teihai70H用ケースの3Dデータ(70Hc兼用)

自作キーボードキット「Teihai70H」用のケース(≒筐体)の3Dデータを作りました。
「Teihai70Hc」にも使えます。

目次


1. これは何?

私が設計した自作キーボード「Teihai70H」および「Teihai70Hc」。
これらのキーボードに取り付けることができるケースです。
ケースと言っても持ち運び用のかばん的なものではなく、基板などを収める筐体のことです。

なお、以降の文章ではTeihai70Hしか出てきませんが、Teihai70Hcに読み替え可能です。

ダウンロードはこちらから

zipファイルには、以下のファイルが含まれています。

  • readme.txt
    説明が書かれたファイルです。
  • Teihai70H_TrayCase.3mf
    Bambu Studio用のプロジェクトファイルです。Bambu Lab製の3Dプリンターをお持ちの場合はこちらを使うと簡単かもしれません。我が家のP1S向けに設定されています。
  • Teihai70H_TrayCase.stl
    Teihai70H用ケースの3Dデータです。3Dプリント業者に発注する場合などに使うことを想定していますが、私が発注に使ったことはないのでそういう意味では未検証です。

2. 組み立て方

Teihai70Hを取り付ける場合、以下の部品が別途必要です。

2-1. Teihai70Hの分解

できあがっているTeihai70Hを分解し、ボトムプレート1と2およびネジやスペーサーを取り外し、スイッチプレートと実装基板がキースイッチで連結された状態にします。

2-2. スペーサーの取り付け

スイッチプレートの穴16個に、M2丸型両メネジのスペーサーをM2低頭ネジ(4mm)で取り付けます。

2-3. スイッチプレートと実装基板をケースに取り付け

上記をケースにセットします。
ケースの裏から、M2低頭ネジ(3mm)で16か所固定します。

2-4. ゴム足を貼り付け

ケースの裏にある丸い部分8か所に、ゴム足を貼り付けます。


3. 利用条件

Teihai70H_TrayCase.zip に含まれるファイルは、無償で利用することができます。
ただし、これらのファイルを利用した結果発生するいかなる損害についても当方は関知しません。
自己責任で利用してください。

でも何かあったら可能な範囲で対応はしたいので、何が起きたのかを気が向いたときにこっそり優しく教えてください。


4. どうやって作った?

基板データをもとに、OpenSCADで作りました。


5. 終わりに

この記事は、以下のキーボードで書きました。

  • Keyboard: Teihai24Gx2 +突板貼り仕様ケース
  • Switch: Lofree Hades Low-profile POM Switch
  • Keycap: 自作の3Dプリントキーキャップ